旅好きの皆様。こんにちは。狸温の旅日記の管理人である狸温です。
狸温の旅日記は、狸温が旅した地域や面白いエピソードなどをご紹介するサイトです。
今は、夫のいねさんと旅行会社主催のチュニジアのツアーに参加したときのお話をしています。
皆様が「チュニジア旅行したいな~。」とか「チュニジアってどんなところだろう」と思った時に参考にしていただけると嬉しいです。
前回、狸温たちは世界遺産のドゥッガ遺跡の見学に行きました。
今回は、またまた世界遺産のケルクアン遺跡の見学と陶器の名産地ナブール散策とリゾート地ハマメットの散策をしたお話をしようと思います。
カルタゴの都市、世界遺産ケルクアン遺跡の見学
ケルクアンは、フェニキア人(カルタゴ人)が建設したカルタゴの都市のひとつです。
第一次ポエニ戦争で放棄されたものの、ローマ人が都市の再建しなかったことから、カルタゴの最良の遺産として残っている遺跡です。
つまり、ローマ遺跡ではなく、カルタゴ時代の遺跡です。
ケルクアン遺跡の全景です。居住地域と墓地遺跡です。
ケルクアンはカルタゴの都市の一つです。フェニキア人によって、紀元前6世紀に建設され、2000人ほどが暮らしていました。
住居にはお風呂もついていて、排水設備も整っており、当時この地域に水が豊富にあった証拠となっているようです。
また、この遺跡自体は、紀元前4世紀から紀元前3世紀のものであることが明らかになっています。
こちらは、カルタゴ時代のバスタブです。バスタブと言われてみれば、普通にお風呂に見えますよね。浴槽の高くなっている部分に腰掛けて入ったのかしら。
想像力が試されますねよ。古代のカルタゴの人たちがこの浴槽でゆっくりお湯につかり、日々の疲れを癒やしていたのですかね。ためいきがでます。
遺跡を見学しながら、すぐそばにある海も気になるくらい綺麗でした。
地中海って穏やかな海で、神秘的ですよね。海を眺めているだけでも時間が経ちそうです。
ハンニバルも、こんな海を眺めながら、ローマ攻略を考えていたのかな。スキピオが強すぎるとか。。なんて、思いを馳せてしまいます。
感無量です。
海がすぐそこで、貿易業が盛んだったようです。古代カルタゴが身近になってきますね。海も本当に青くて素敵でした。
この写真は、幸運を祈る女神タニトの家の入り口です。フェニキア人が進行していた女神さまです。この下に女神様が住んでいるのね。
カルタゴに来たと言いながら、これまで見学してきたのが、カルタゴ陥落後のローマ遺跡が多かったので、カルタゴ遺跡とはやっぱり違うと感じていました。
古代のカルタゴの想像ができない
ローマではなく、カルタゴです。初日に見学したカルタゴ遺跡も、ポエニ戦争で、カルタゴが陥落した後、ローマが建築した物でした。
だけれども、ここにきて、カルタゴを意識するなら、このケルクアン遺跡なんだなと思いました。
ハンニバルが生活していたのは、このような都市です。きっと。
そして、あんなバスタブに疲れた体を浸していたのかしら。。と言っても、往年の都市の景観は思い浮かびませんでしたけどね。
それにしても、海が綺麗。遺跡の風情と相まって、かなりの美しさです。
風情があるわん。綺麗だわん。
チュニジアの魚のランチです
チュニジアのランチです。この日は魚がメインのランチです。
サイドメニューにスープもサラダもどちらも出ました。
後はデザートのアイスクリームです。お魚は美味しかったです。海の近くの街だものね。魚で納得です。
ご飯付きのツアーなので、出てくる食事も楽しみです。
陶器の名産地ナブールとリゾート地ハマメットの散策
ナブールでは陶器のお店に入りました。
陶器作成の実演を観た後は、買い物タイム。可愛いカップを2客をつい買ってしまいました。
そして、ハマメットは海辺に出るまでに、市場の中を通るのですが、そこで売っていたショルダーバックが欲しくなってしまいました。
黒地の布に金や赤で剣や目や手を刺繍しているバックです。お店によって、同じ模様のバックでも、10ドルとか、12ドルとか、15ドルとか値段も様々でした。
あるお店にあった金色の手の刺繍の入ったバックを見ていたら、お店のお兄さんが来ました。
彼は「ネゴーシエーション」とか言いながら、小部屋になっているところに、狸温といねさんを案内してくれました。
別に怪しげな場所ではありませんよ。
最初、お兄さんは「12ドル」とか言っていたのですが、狸温は10ドルしかお財布に入れていませんでした。
10ドル以上は無理と言ったら、10ドルになりました。
そうそう、お兄さんは、チュニジアのお金ならもっと安くすると言っていましたが、狸温たちは米ドルしか持っていなかったのです。
(正確に言うとランチの別料金の飲み物代くらいのチュニジアのお金はあった)当時で1200円くらいでしょうか。
エキゾチックで綺麗で、今でも自宅に飾ってあります。
ネゴーシエーション
え、狸温。。買うの?
こちらは、ナブールで購入したカップです。軽い!!レストランでは、こんなカップで飲み物が出ることもありました。このカップは使わずに閉まっていますけど
日の光を浴びて輝く海も綺麗でした。このハマメット散策で、今回の観光は終わりです。狸温たちは、チュニスのホテルに戻りました。
125キロのバスの旅です。うとうとしながら、バスの外を見ていました。
今回は、ここまでです。お読みくださってありがとうございました。
でも、狸温たちのチュニジアの旅は、まだまだ続きます。次回は、シティブサイドの散策のお話です。
それでは~また。
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