旅が大好きな皆様、こんにちは。狸温の旅日記の管理人の狸温でございます。
狸温の旅日記は、狸温が訪れた場所と楽しかったエピソードをお話しするサイトでございます。
皆様の今後の旅のご計画の参考になると嬉しいです。
今、狸温は夫のいねさんと一緒に行ったスペイン旅行のお話をしています。
前回は、アルハンブラ宮殿のあるグラナダについてお話ししました。こちらもぜひ、ご訪問ください。
今回は、ラ・マンチャ地方にあるドンキホーテで有名な風車とコルドバに訪れた時のお話となります。
ラ・マンチャ地方にあるドンキホーテの風車
愚かな勇者ドンキホーテ。
ドンキホーテが挑んだのは巨大なドラゴンではなく、生活に貢献している風車だった。
スペインの小説家セルバンテスの「ドンキホーテ」で有名な風車があるラ・マンチャ地方のコンスエグラに行きました。
風車の前には、ドンキホーテの模型がありました。
風車の中はお土産物屋さんで、風車やドンキホーテをモチーフにした可愛らしいお土産が売っています。
風車しかない観光地なんですが、観光客が結構いました。セルバンテスのドンキホーテの人気の高さがうかがえます。
狸温は昔スペイン語を勉強していた時にNHK出版の「スペイン語で読むやさしいドンキ・ホーテ」を購入しました。全部通して読んだのは日本語訳の方なんですけれどもね。
コルドバのメスキータ
狸温がずっと行きたかった場所にコルドバがあります。
今回の旅のさらに6年前にスペインに一人で旅していますが、その時に、時間の関係もあり、セビリアかコルドバのどちらか一方しか行けませんでした。
結局は、6年前はセビリアを選びました。
でも、今回、コルドバに行くことができました。嬉しいです。
メスキータの中に入りました。
コルドバと言えば、有名なのがメスキータ(モスク)。コルドバの聖マリア大聖堂です。イスラム教のモスクとして建築されて、現在はキリスト教の大聖堂となっています。
785年の後ウマイヤ朝時代にモスクとして建築されて、1236年から内部にカトリックの礼拝堂が造られたとか。スペイン南部地方のコンキスタの歴史がいっぱい詰まった建物です。
狸温は、このメスキータの円柱とカーブが重なっている空間を実際に観てみたかったのです。
オレンジの中庭
オレンジがなっているメスキータの中庭です。
メスキータは建物だけではなく、オレンジの中庭も素敵です。南国ですね。オレンジの木が気分を盛り立ててくれました。
メスキータの礼拝堂
円柱がある建物のそばに、キリスト教徒の礼拝堂があります。
アラビアの風情からカトリックの世界に変わります。
狸温は無宗教なのですが、キリスト教、イスラム教及び仏教などの寺院に行くと敬けんな気持ちになります。
人の信じるものの力、思いが伝わります。人が動く動機というか信念の哲学というか、まあ奥深いものであります。
カラーオーラの塔と花の小道
カラーオーラの塔からグアダルキビル川を渡るローマ橋です。凄く素敵な場所です。
カラーオーラの塔は敵からローマ橋を守るために造られた塔です。現在は、博物館になっています。
花の小道も素敵でした。建物の白壁にお花がたくさん飾られており、小道の隙間からはメスキータが見えました。お土産物屋さんがたくさんありました。
コルドバで花と言えば、宝塚花組の全国ツアー公演「哀しみのコルドバ」が思い出されます。花組トップスターの柚香光さんの闘牛士姿が素敵でした。
「哀しみのコルドバ」は闘牛士の話ですが、コルドバには1965年に完成したロス・カリーファス闘牛場があるようです。一度闘牛も観てみたいです。
コルドバは機会があれば、もう一度ゆっくり回りたいところでした。
今回の旅はここまでになります。お読みくださってありがとうございました。
スペインの旅はまだ続きます。また、ぜひ、訪れてください。
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