【海外ひとり旅日記】スペインひとり旅~マラガ編~

 狸温の旅日記の管理人である狸温でございます。狸温の旅日記は狸温が旅した場所や体験したことなどをお話しするサイトです。

 皆様の旅の参考になれば嬉しいです。

 今は、スペインのグラナダ、40歳の女子!である狸温がセビリア及びマラガをひとり旅したお話をしています。

前回のブログでは、スペイン語でお買い物した話とマラガに向かうまでをお話ました。

今回はマラガです。

 ユースホステルで一緒になった人とのおしゃべりとマラガ観光のお話しします。

目次

マラガでユースホステルまでの道に迷う

 マラガでの宿泊先はユース・ホステルでした。私にとって、一人でユース・ホステルを利用するのは初めてです。

 夫が若い頃から旅好き&ユース・ホステルをよく利用していたので、ユースホステルを勧められていました。

 結構、人見知りなので、ほかの人と相部屋は、ちょっとなあと思っていたのですが、マラガに宿泊するのは、帰国便の出発が朝だったからです。

 まあ、1泊で安いし。。いいかな。運がいいと、部屋が貸切状態になるらしいし。。。

夫のいねさん
夫のいねさん

ユースホステルおすすめだワン

 狸温は方向感覚がちょっと狂っています。地図を見ているのに迷子になることもしばしば、この時も迷子です。

 いや、本当、ちょっと、恥ずかしいくらいホテルが分からなくて、スーツケースを持ってうろうろしていたら、「フベントゥー?」と言う声が聞こえてきました。

 子連れのお父さんがユースホステルを指さしていてくれました。ホテルの目の前でうろうろしていた。ちなみに、フベントゥーとは、ユース(若い)という意味です。

 お父さんは、スーツケースを持って、ユースホステルの前をうろついている狸温を見て、親切に教えてくれたみたいです。

マラガ観光をすすめられました

 ユースホテルにチェックインして、部屋に行ったら、先人が一人いました。

 アラサーくらいの韓国人の女性です。名前はパクさん(仮称)。パクさんはフレンドリーに「チャイニーズ?」と私に声をかけてくれました。

 「ジャパニーズ」と返すとちょっと顔をしかめられましたが、すぐに笑顔になりました。

 彼女は3日前から、このユース・ホステルに宿泊しているけれど、昨日からは、一人だったとこでした。やっぱりタイミングなんだなあ~。

 お互いに、どこを観光してきたと話しました。

 私は、グラナダとセビリアに行っていましたと話したところ、彼女はこれから、そちら方面に行く予定だとのこと。

 なんでも、1ヶ月休暇(凄いうらやましい)を取って、ポルトガルを観光し、数日前にスペインに来たとのことです。


 彼女は、私に「マラガにはどれくらい滞在するの?」と聞いたので、私は「今日はもう疲れたし、観光する予定はなし。明日の早朝に空港に向かう」と答えました。

 パクさんは「もったいない。アルカサバ要塞なら、ここから歩いて行ける。

 暗くなってもライトアップしているよ。」と教えてくれました。私の方もスペイン最後だしなあと思い、アルカサバ要塞に行くことにしました。

 途中でマクドナルドで夕食もしました。そして、アルカサバ要塞は美しかったです。行って良かった。

パクさん
パクさん

観光はした方がいいよ

 

アルカサバ要塞  狸温の旅日記

 要塞は結構広く周囲にほかの光がないせいか、ずっと光の城塞が続いていて本当に綺麗でした。

 なんていうか、天空の光の道を歩いている気分です。

 アルカサバ要塞は、11世紀のイスラム教統治時代に、古代のローマ遺跡に基づいて再建されたものです。

 王城と要塞を兼ね備えていたようです。素敵な城です。闇夜にライトアップって本当に幻想的で素敵な世界になります。

 アルカサバ要塞を観光した後、ホテルに戻る途中にマクドナルドを見つけたので夕食を食べました。

 日本のマクドナルドではみたことがないラップサンドを食べました。なかなか美味しかったです。

 海外旅行に行った際に、マクドナルドで食事をすることはよくあったのですが日本にない商品があると、ちょっとテンションあがりますよね。

スペインのマックさん
スペインのマックさん

美味しいよ~

ユースホステルの夜は同部屋の人とおしゃべりできる

 途中のスーパーでは、またまたハーブティーとお菓子を買って、ホテルに戻りました。

 そして、パクさんとまたまたお話をしていました。パクさんは英語が達者です。

 狸温は片言の英語しか話せません。

 パクさんが質問して、狸温が答え、そして、「あなたは?」と狸温がパクさんに聞いて、会話が進んでいく感じでした。
 
 パクさんに英語の上達方法を聞いたら、10年前から、ほぼ英語会話のテープを聴きながら、ブツブツその英文を言うことを続けてきたそうです。

 英語は継続学習がやっぱり一番の上達なんですね。留学なしでも流ちょうに話していました。


 私が、スーパーで買ったハーブティとお菓子を持っているのをみて、「食べるの?」と聞かれたので、「お土産にするの」と言ったら驚かれました。

 韓国は海外のお土産にはそれなりのものを買うとのことでした。私が「チープだから」と言うと、パクさん不思議そうな顔をしていました。
 
 パクさんは、「日本人は韓国に来ると、何でもかんでもチープと言う。」とちょっと不満げに言っていました。

 私は心の中で「日本人はコスパがいいという意味で、安いとかチープとか言うから悪気はないと思うけど。韓国人からは安っぽいと貶された気分になるのかな。」と思いました。

 片言の英語で、例えば日本で焼き肉を食べると高いけど、韓国だともっと美味しい焼き肉が安くて。。コスパがいいと言う意味でチープって言っちゃう。。

 とかなんとかと話しているうちに、何故かTシャツは韓国より日本が安い(私談)とかの話になってしまいました。パクさんが今度日本に観光に行ってみるよとでチープの話は終わりました。
 
 そして、これまでの旅の話になりました。

 パクさんは10年くらい前に初めて海外ひとり旅をしてから、ひとりの旅行は気が楽でいいなとはまってしまったとのことでした。

 初めての海外ひとり旅の私とは大違いのベテランでした。パクさんの旅は基本はユースホステルに宿泊し宿泊代は節約しているとのことです。

 私がグラナダも、セビリアも普通のホテルに宿泊したと話したら、「贅沢」と言っていました。

 私は、「でも、安く良いホテルもあるよ。」とガイドブックのホテル(グラナダで泊まったホテル)の部屋が米国ドルで記載されているページを見せたら、「安い」と納得してくれました。

 パクさんの今回の旅は、ポルトガルとスペインで、先にポルトガルを旅行し、これからスペインを回るとのことでした。

 パクさん曰く、ポルトガル人は親切で、英語を話す人が多いとのことでした。かなりポルトガルが楽しかったようです。

 そして、スペインはあまり英語が通じないとも言っていました。
 
 パクさんの話を聞いているうちに、ポルトガルにも興味が出てきました。しかし、まだ、ポルトガルには行けていません(2022年12月現在)

 パクさんは学校の職員をしているそうで、結構1ヶ月の休暇が取れるそうとのことで、長期休暇にヨーロッパ旅行をするために、貯金して英語を勉強しているとか言っていたな。

 パクさんがフレンドリーな人でよかったな。楽しかった。これも、旅の楽しみのひとつかな。

 パクさんにグラナダのホテルの値段を見せるために、鞄からガイドを取り出しました。

 そのまま、鞄を開けぱなしにしていたら、パクさん「本がたくさん!!」と驚いていました。

 私の鞄の中には、日本から持参したガイドブックのほか、観光場所で購入したガイドブックでいっぱいでした。

 パクさんは、基本、ガイドブックを買ったことがなく、大まかに行き場所を決めたら、観光案内所で地図を貰い、それで、面白そうなところに行くとのことです。

 私は、心の中で「すごい~。自分にはできない。」と思いました。パクさんも、私に「本が大好きなんだね」と言っていました。

 私が現地でガイドブックを購入するのは、写真を撮るのが下手なので、綺麗な写真の本が欲しいだけなんですけどね。

 でも、パクさんと楽しくお話しできたのは、ガイドブックのおかげかな。

 そうこうするうちに、結構遅い時間になりました。私は「明日は6時にホテルを出るので、うるさくするけどごめんなさい」と伝え、翌日に備え、寝ることにしました。

早朝に空港へ向かう

 5時前に起きて、なるべく静かに支度していました。

 しかし、パクさんは起きてしまい、私を見送ってくれました。

 前日、ホテルの人に早朝出発を伝えており、鍵はフロントに置くように言われていました。

 まだ、薄暗い中、駅に向かって歩いていたところ、後ろから来たタクシーにクラクションを鳴らされました。

 端っこを歩いていたのに。。。タクシーの運転手は私に何か怒鳴っていましたが、分からないので、そのまま歩いていたら、タクシーもスピードを上げて行ってしまいました。

 ちょっと、怖くなりました。もしかしたら、「乗るかい」ぐらいの話だったのかもしれませんが。。結構、駅まで遠い。

 前日来たときは元気だったのに、朝早いと力でない。朝ご飯を食べていないせいかもしれません。出発時間が、早すぎて、ユースホステルの食堂は開いていなかったのです。

初歩的なことだけでもスペイン語が理解できて助かった話

 やっと、駅に着き、切符を買いました。

 駅員さんに空港行くの電車が入るホームを聞いて、そのホームで待っていました。列車来たので、乗ろうとしました。

 そしたら、大声で「ノーアエロプエルト」と叫ぶ男性の声が、その声の方向を見ると、おじさんが首を降っていました。

 アエロプエルトというのは空港という意味です。空港には行かないと教えてくれたのです。

 そして、親切なおじさんは「空港行きの電車は次だ」と教えてくれました。結構、ぎりぎりの時間だったのです。

 空港行きの電車を乗り間違えると、飛行機の時間に間に合うかどうか分かりませんでした。

 本当に助かりました。このおじさんには一生感謝です。

 海外の個人旅行で飛行機に乗り遅れるというシーチュレーションに自分がきちんと対処できたか自信はありません。

 おじさんの幸運をいつまでも祈っています。

tanukion
tanukion

おじさん、ありがとうございました。

 親切なおじさんのナイスなフォローのおかげで狸温は、ちゃんと飛行機に乗れて無事に日本に帰れました。

 これで狸温のスペインひとり旅は終わりです。

 これまでお読みになってくださってありがとうございました。

 それでは~


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この記事を書いた人

昔から旅行が大好きで、気が付けば初の海外旅行から、30年以上経過していました。これまで実際に体験した旅の出来事について語っています。旅行の参考にしていただければ幸いです。

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