狸温と申します。狸温の旅日記では、狸温が旅した場所とエピソードなどをご紹介しています。
狸温のスペインひとり旅のご紹介中です。行き先はグラナダ、セビリアとマラガになります。
前回の旅の準備編では、グラナダに到着しました。
そして、アルハンブラ宮殿の美しい庭園ヘネラリフェの指定時間チケット( 別料金)がないのに気づきました。そのため、早起きして、当日券窓口で、なんとかヘネラリフェの指定時間チケットを購入したところまででした。
今回はアルハンブラ宮殿の観光の続きとセビリアに向かうまでのお話をしたいと思います。
素敵なアルハンブラ宮殿のパラドールのレストランとナスル宮殿
狸温の憧れのアルハンブラ宮殿です。本当に見応えがありました。感動ひとしきりです。
ヘネラリフェの指定時間までは、狸温のひとり旅の必需品だった「地球の歩き方」を見ながら、周辺をぶらぶらしていました。
地球の歩き方いいですよね。
アルハンブラ宮殿の敷地内も細かく見所や地図も載っていて、迷子になっても平気です。
アルハンブラ宮殿を歩いていると、猫をよくみました。宮殿と猫も合うな~。
猫ちゃんたちはエレガントな顔をしている。
そして、ずっと思い焦がれたヘネラリフェ!!に入場しました。
いや~。本当に素敵です。頑張って早起きして良かった。
ヘネラリフェはアルハンブラ宮殿の夏の離宮で、1300年頃にイスラム教の王様が建築したものです。
ヨーロッパとイスラムの融合が楽しめます。
やはり、アルハンブラ宮殿まで来たら、ヘネラリフェは行っておいた方が良いところでした。
しかし、思ったより、人は少なかった。
指定チケットまで販売しているので、もっと、身動きできないくらい人が多いのかと思っていました。
入場者の人数制限も結構厳しくしているのかしら。
狸温のひとり気ままな早めのランチでは、アルハンブラ宮殿のパラドールの素敵なレストランです。
寒かったけれど、バルコニー席に座りました。
卵の乗ったパンとコーヒーを頼みました。
パラドールとは、歴代の王城、修道院や歴史的建造物などの歴史的価値の高い建築物が国営ホテルになっており、それをパラドールと呼ぶそうです。
ここに泊まりたかったな。高そうだけれども。
バルコニー席に座っていると、猫が狸温に近寄ってきました。
めちゃくちゃ、可愛い猫ちゃんです。
「あまり猫の健康に良くないかな」と思いながらも、可愛い顔で私を見る猫に負けて、少しハムをあげてしまいました。
美味しそうに食べていました。
でも、猫ちゃんに加工食品は駄目だったかな。反省です。
一人で食べるの寂しいな
一緒に食べようか
優雅なランチの後は、ナスル朝の宮殿を見学に行きました。
ナスル朝の宮殿の中にある神聖ローマ皇帝カルロス5世(スペイン国王カルロス1世)の部屋でアーヴィングが暮らしていたので、ここは今回の大メインの一つでしたが、写真を撮っていない。
なぜだろう。記憶を辿っていると、カメラの充電がうまくできていなかったので、写真はあまり撮らないようにしていたかも。もったいないなあ。
代わりに中庭の写真をどうぞ。中にはこの写真で見ると寂しげですよね。何故撮影したのだろう。まあ、おそらく、ほかの人が撮影していて、狸温も釣られて、撮影したのかも。狸温は結構考えなしです。
ちなみにナスル朝の宮殿というのはグラナダにいたイスラムのナスル王朝の宮殿です。詳しくはスペイン観光庁のホームページにナスル朝宮殿の説明があります。有名なライオンの間の写真などもありますよ。
狸温のおすすめのガイドブック地球の歩き方を見ながら、アルハンブラ宮殿も見て回っていました。最強のガイドブックです。
ゴメレスの坂でお土産が買えるよ
アルハンブラ宮殿の見学が終わった後、地図を見ながらゴメレスの坂を下って行きました。
お土産物屋さんがいっぱいあるとこで、適当に家族や友達へのお土産を物色していました。
お土産は、革製品やTシャツなどが多く売られていました。
キャラクタライズされた牛の絵が描かれたオレンジ色のTシャツが妙に可愛くて、自分用に購入(気に入って、その後5年は着ていた)。そのまま、いったん、ホテルに戻りました。
これ可愛いな
アルバイシンの丘
アルバイシンの丘から、街を観ると絶景でした。
アルバイシンの街は11世紀、イスラム教勢力が建築した街です。とても美しい街です。
凄い眺めでした。
タブラオのフランメンコショーのチケットは、日本でも現地のホテルでも買えます
本屋さんでスフィンクスのぬいぐるみを購入
そして、夜は、「洞窟のタブラオでのフラメンコショー」に出かけることになっていました。
前日にホテルで申し込んでいました。日本でもチケットが買えますが、現地のホテルの受付でもショーのチケットが買えました。
迎えのバスがホテルの前に来てくれることになっていました。買ったお土産物などをホテルの部屋で整理しても、まだまだ、時間があったので、また、ホテルの周辺をぶらぶら。
スーパーで、ハーブティーを購入し、大きな本屋を見つけたので、幼児用の絵本(簡単なスペイン語で書かれた本)及びぬいぐるみ(スフィンクス)を購入しました。
スフィンクスのぬいぐるみは、何かのキャラクターなのかいっぱい置かれて安くなっていました。今は亡き母がぬいぐるみ好きなので。。お土産にちょうどいいなあと思ったのです。
(スペイン土産でスフィンクス?と言う反応でしたけど)ホテルの部屋に戻り、カップラーメンで夕食しました。
フラメンコショーは、ドリンク一杯だけだし、終わる時間が遅いし、などと思い、そこでカップラーメンです。持っていて良かったな。
そして、迎えの時間になりバスに乗り込むと、一人で参加は私だけのよう。
フラメンコショーは日本人の団体さんの近くになった
運転手さんに、「置いてきぼりにしないために、近くの席に座って」みたいなことを言われました。
運転手さんはアメリカに住んでいたとかで、英語が話せるそうだ。早口で、私が運転士さんの英語をよく分かっていませんでした。
タブラオは丘の上で、結構、観光客が来ており、日本人の団体もいました。
私は日本人の団体が座っている席の近くに案内されたけれど、知り合いでも、同じツアーでもないので、話をすることもなく、ショーを観ていました。
狸温の心持ちでは、「素敵ですね」とちょっと感動を分かち合う人が欲しかった。フラメンコは最高ですね。
YouTubeで見つけたタブラオのフラメンコの動画です。狸温が行ったタブラオです。
カメラの充電はしっかりしないとね
しかし、フラメンコショーの写真は残っていない。
おそらく、カメラは充電するためにホテルに置いて出かけ、当時持っていたがらゲーで写真撮ったのかも。。覚えていない。
なお、私が行ったタブラオは有名なところらしく、YouTubeとかでも映像を観ることができます。
2017年にも、夫ともにスペイン周遊ツアーに参加してグラナダを訪れたのですが、同じタブラオでのフラメンコショーが付いていました。
実は日本でも申し込みができるようです。
そして、バスでセビリアに向かう
翌日は早起きして、グラナダの長距離バスのバスステーションへ向かいました。
今度は、予定通りのバスに乗れました。ほっとしました。
午前中にセビリアに着きました。狸温は、バスのチケットは現地の窓口で購入しましたが、アンダルシア ドットコムというウェブサイトでも購入できます。
バスや電車の時刻表を調べることができます。スペインひとり旅の計画をした時には、アンダルシア ドットコムでバスの時刻などを調べて、移動時間や方法を考えていました。
市内循環バスは同じところを回る
セビリアのバスステーションから、ホテルの近くのバス停まで市内循環バスに乗りましたが、今度は、降りるバス停で降りれなくて、心の中で「市内循環バスなのだから、また同じところを通る。
分からない場所で降りない方がいい。。」と唱えて、落ち着き、まあ、市内を車窓で観光だとのんきにしていました。
思っていたとおり、バスは同じ場所を回っていたので、「ほらね。」と心の中で思い、目的のバス停で降りました。
ホテルは英語が通じるとは限らない
その後、ホテルが近いはずなのですが、迷ってしまいました。
道が入り組んでいて分かりにくかった。下の写真は、ちょっとぼやけているけど宿泊したホテルです。
ユダヤ人の金持ちの屋敷を改装したホテルで、素敵でした。ムリーリョという名前のホテルです。
古い建物でも、シャワーのお湯とか大丈夫だし、朝ご飯も美味しかったです。
ただ、時間帯によると思いますが、ホテルの受付の人が、スペイン語しか分からない人がいる場合(2011年当時)があります。
私がチェックインしたときも、そうでした。チェックインはできたのですが、その後の説明がよく分かりません。
しばらくして、英語が話せる若い従業員男性が来て、説明してくれました。
英語があんなに嬉しかったことはなかった。普段は嫌いでたまらないのに。。。
狸温が泊まったホテルのムリーリョの写真です。
朝ご飯がとても美味しかった記憶があります。
今回の旅の話はここまでです。
ここまでお読みになってくださってありがとうございました。
次回は、セビリア観光の話がメインとなります。
それでは~
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