こんにちは。狸温の旅日記の管理人の狸温でございます。狸温の旅日記は、狸温が旅した場所や体験したことを皆様にお話しするサイトです。
今は、狸温は夫のいねさんとともに某旅行会社主催のエジプトのナイル川クルーズ船でめぐる旅に参加した時のお話をしています。
前回はナイル川クルーズに参加した経緯とルクソール見学の話でした。
今回はエジプト旅行2日目に行った王家の谷と女王葬祭殿での体験をお話しします。
ちなみに、残念なことに王家の谷で写真を取ることができませんでした。
王家の谷に行きました
カメラを持ってバスから降りよう
最初に言いますが、王家の谷の写真がありません。夫のいねさんが団体ツアーのバスの中に置いたまま下車したのです。
気づいた時はバスは近くにはなく取りに戻るのは無理でした。
私の脆弱なスマホはあったのですが、写真を撮るにはカメラ券が必要と言うことで、だったら、いいかあとなったのです。
今はちょっと後悔しています。
王家の谷はルクソール西岸にある岩山の谷にある岩窟墓群のこと。古代エジプトの新国王の王たちの墓が集中していることからこの名があります。
ツタンカーメンの墓に入りました
もちろん、ツタンカーメンの墓を見学してきました。
ずいぶん若い頃に、山岸涼子先生の漫画「ツタンカーメン」を読んで、イギリス人考古学者のハワード・カーター氏が発見したと知りました。
狸温には漫画で覚えた知識が多いです。
ツタンカーメンとは、紀元前1333年頃の王様で、父はアメン神を信仰したアクテンアテン王です。
少年のうちに亡くなっています。
1922年にイギリス人の考古学者であるハワード・カーター氏がほとんど未盗掘状態のツタンカーメンの墳墓を発見しました。
壁画も綺麗に残っていて、ミイラが収められていた玄室にも行きました。つくづく、写真がないのが残念です。
いつか絶対に再訪したい。
カメラ忘れたわん
写真撮れないなんて、もったいないなあ
ハトシェプスト女王葬祭は荘厳でした
次の見学先は、ハトシェプスト女王葬祭です。ハトシェプスト女王は古代エジプトの女王です。トトメス1世の娘で、トトメス2世の王妃です。
トトメス2世の死後は、トトメス2世の息子(ハトシェプストの子ではなく、側室の子)がトトメス3世として王位を継ぎましたが、幼かったため先王の正后であるハトシェプストが共同統治者となりました。
ハトシェプストはなんとあごひげをつけていたという伝説があります。
男の中で、女性が活躍するには男の姿をするしかなかったのかな。それはそれで、辛いですね。
ハトシェプストはトトメス3世を押しのけて、ファラオになったという伝承があるようです。
本当に男勝りな強い女性だったのでしょうね。
ハトシェプスト女王葬祭殿は壁画も結構見える位残っていました。
魚とか動物とか人とか、きちんと分かるレベルです。
建物の彫刻も壊されているものもありますが、綺麗に残っているものめちゃくちゃ見応えがありました。
古代にあったプントという国からハトシェプスト女王に魚を捧げたという記録もあるようです。
プントはどこの国かはっきりとは分かっていないようですが、レソトではないかという説があるようです。
ハトシェプスト女王についても、山岸涼子先生の漫画「ハトシェプスト」で覚えました。
漫画を読むとかなり強い女性だと思います。
男の王しかいなかった時代で、自分の意思で女王になるというのはどんな感じなんだろう。
しかも、権力があって、施政も優秀な女王というのは凄い。
エジプトに行く前に山岸凉子先生のハトシェプストを読みました。
エジプトの女王ハトシェプストはちょっと怖いです。
それにしても、カメラ大事ですね。
写真を見ると思い出が蘇ってきます。また行きたくなりますけれどね。メムノンの巨像
そして、アメンホテップ3世の巨像、ギリシャ神話の王様になぞらえてメムノンの巨像と呼ばれているとか。
なんか、CGみたいな雲ですが、実写です。この像も古代エジプト人が造ったのだと思うと建築技術が凄すぎてびっくりします。
ナイル川のクルーズ船に戻る
観光は、クルーズ船の出発時間までなので、午後早くクルーズ船に戻ってランチです。(朝ご飯も船)
なんか、美味しいですよね。エジプトのご飯。今回もブッフェです。美味しそうな野菜や果物があったのですが、生野菜などは、添乗員さんが食べるのNGをしていました。
ナイル川の水で洗ったりしているのでお腹壊すこともあるのだとか。
ツアーの強者の女性が食べていましたけどね。「美味しいよ~。昨日も食べたけど大丈夫だったわよ」とか言っていました。
しかし、まあ、万が一にも腹痛を起こしたら、添乗員さんたちに迷惑かけるので、止めておきました。
ずっとナイル川を観ながら旅ができるなんて、贅沢です。古代エジプト人の気持ちになってきました。
太陽の光が川面に反射してキラキラ綺麗です。もっとも、いつ見ても同じような風景ではあったんですけどね。
だからこそ、古代エジプト人も同じ風景を見ていたのかもしれないと思うところもあります。ナイル川にいると思うだけでも、気分が高揚していました。
狸温たちのナイル川の旅はまだまだ続きますが、今回はこれまでです。
お読みくださってありがとうございました。次回はエドフにあるホルス神殿などをお話しします。
それでは~また。
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