【海外ひとり旅日記】スペインひとり旅~セビリア編~

 狸温です。狸温の旅日記は、狸温が旅した場所や体験したことなどをご紹介するサイトです。

 今回の旅は、グラナダ、セビリアとマラガです。前回はグラナダからセビリアに移動しました。

 この話ではセビリアで観光した場所を紹介します。

 楽しかったグラナダを後にして、今回は、もう一つの目的地セビリアでの体験記です。

 ここでは、もう一つ楽しみにしていたアルカサルを見学しました。

 アルカサルというのは王城という意味なので、実はスペイン各地にあります。

 しかし、青池保子先生の漫画のおかげで、狸温にとって、アルカサルと言えば、セビリアの王城という意味になっています。

目次

ガイドブックが正しいとは限らない~アルカサルに入場できました~

 セビリアに着いたのは午前中でしたが、環状バスぐるぐると迷子になったこともあり、ホテルにチェックインしたのは、何だかんだと午後2時過ぎでした。
 
 セビリアは、アンダルシア地方にある都市で、8世紀から、イスラム居勢力に支配されていたため、イスラム文化が混じり合った建築物がある素敵な都市です。

 私が当時持っていたガイドには、日曜日のアルカサルは午後2時で閉まるとなっていた。

 せっかく、セビリアに来たのにアルカサルには入れないのか。

 昔、青池保子先生の漫画「アルカサル」を読んでから、生涯で一度は行きたい場所だったのに残念です。

 ちなみに、セビリアのアルカサルは、12世紀にイスラム教勢力が建築し、カスティーリャ王国時代になっても、イスラム様式のままだった王城です。

 アルカサル、セビリア大聖堂及びインディアス古文書館で正解遺産になっています。
 
 今回の短い日程のスペイン旅行(3泊5日)の中にセビリア行きを入れたのは、アルカサルに行きたかったからなのに。

 まあ、バスをちゃんと降りられなかった狸温の責任です。

 翌日の午前中まではセビリアにいるけれど、月曜日は閉まっているみたいだし。。。まあ、アルカサルの周辺でも散歩するかと向かいました。

 そしたら、なんと、入場できましたアルカサル。券売所が開いており、5時くらいまで開いているようでした。ガイドブックの情報は古かったみたいです。
 
 今なら、スマートフォンで即時に調べられそうですけどね。でも、ガイドブックを見ながら、あれやこれやと決めるのも旅の大事な醍醐味なんです。

 日差しは強かったけど、天気もいいし、良い見学日和でした。

 セビリアのアルカサル自体は、南国の王城という感じ(どんな感じなんやら)で、イスラムの様式も入っていて、オレンジもなっていました。

アルカサル 狸温の旅日記
tanukion
tanukion

アルカサルはまた行きたい

アルカサル   狸温の旅日記
アルカサル  狸温の旅日記

 イスラムの王朝に支配されたり、キリスト教徒が奪還した後も、スペイン内部の戦争があり、激動の歴史を持つ、セビリアのアルカサル。現代は平和で美しいのが印象的です。
 
 勇ましい王と美しい王妃が歩いていそうじゃないですか。

あれが、黄金の塔だ

 もちろん、ヒラルダ、セビリア大聖堂及び黄金の塔も見学しました。全部徒歩圏内にあります。
 
 黄金の塔も狸温が行きたかった場所でした。

 黄金の塔のある場所は、ホテルからそう遠くもなかったので、結構、朝も昼も通っていました。

 セビリア大聖堂は、レコンキスタの後、モスクの跡地に120年かけて作られた聖堂です。

 ヒラルダは、12 世紀にスペインを支配していたモロッコのベルベル人の王朝、アルモハード朝によって建てられたモスクの塔でしたが、キリスト教徒がセビリアを取り戻した後は、セビリア大聖堂の塔となっています。
 
 ここでも、イスラム文化とキリスト文化の融合が観られます。
 
 実際に、その時代にセビリアに生まれていたら、激動過ぎるし戦争は怖くて仕方なかっただろうと思います。

 今は平和にゆっくりと時間が流れています。狸温のような臆病者でも、ひとりでゆったりとした時間を過ごせました。

 なお、黄金の塔はかつて街を囲っていた城壁の一部として造られた軍用見張り台とのことです。

 ヒラルダは、昼間も荘厳ですが、夜ライトアップするともの凄く綺麗でした。キリスト教の聖堂に、元モスクと尖塔か、凄い組み合わせです。

 そういえば、朝に、ヒラルダのあたりを散歩していたら、日本人の観光客の団体が来て、ガイドさんが「このオレンジは美味しくない」と言って、オレンジをもぎ取って味見をしていました。

 なんだろう。あれ。オレンジって取っていいのかな。結構、食べかけたオレンジが道に落ちているのは、こういうことか。

ヒラルダ   狸温の旅日記
セビリア大聖堂    狸温の旅日記 

黄金の塔は、もともと、イスラム教勢力が支配していたころ、ムーア人(モロッコのイスラム教の民族)が建造した要塞です。

 セビリアの港からグラルギダ川を通って、敵が攻めてこないようにセビリアを守った塔でした。

 この写真ではわかりにくいかもしれませんが、黄金の塔の後ろには、グラルギダ川が流れています。
 
 イスラム教徒が建造した塔がキリスト文化の中に観光スポットとして残っているのも、歴史という、時の流れの賜ですね。

黄金の塔  狸温の旅日記

グラルギダ川クルーズを体験

 アルカサルなどを見学し、ぶらぶらグラルギダ川の方に歩いて行ったら、遊覧船がある。まだ、間に合うというので乗ることにしました。

 遊覧船を見ると、乗りたくなりますよね。狸温は海外及び国内でも、遊覧船には乗ってしまいます。

 至る所がライトアップしているので、夜景がとても綺麗でした。

グラルギダ川クルーズ 狸温

 夕食は、ホテルに帰る道すがらにあったバルで、スペインオムレツとビールです。スペインオムレツにはジャガイモとチーズと挽肉が入っていました。

 美味しいです。

 じゃがいもが大嫌いの狸温も美味しく食べました。夜も結構、歩き回っていましたが、至る所ライトアップして人が出ているせいか、危険な感じはなかったです。

 ただ、すり防止のため、外出時はチャックの閉まる肩掛け鞄を斜めがけしてから、上着を着るくらいの防犯はしていました。

もう少し、スペイン観光は続きますが、今回は、これまでです。

ここまでお読みくださって、ありがとうございました。

次回は、セビリアで買い物をした話をしたいと思います。

それでは~


ブログ村のランキングに参加中です

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

昔から旅行が大好きで、気が付けば初の海外旅行から、30年以上経過していました。これまで実際に体験した旅の出来事について語っています。旅行の参考にしていただければ幸いです。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次